VBA-36

7.ステップ1のサンプルプログラムの内容

(1).処理フロー図

 ステップ1(参照:3-2 ステップ1の処理概要)は、

  1. ドロップダウンリストで指定された株価チャート作成条件のチェックを行い
  2. .該当する株価データをシート[検索結果]を出力

しますので、処理フロー図は次のようになります。
ステップ1の処理フロー

 

(2).[標準モジュール]・[Module1]の表示

上記フロー図のプロシージャを次の操作で表示させましょう。
1).[Visual Basic]アイコンをクリックし、「VBE」の画面を表示させる。
Visual Basicボタン

 

2)[プロジェクトエクスプローラー]内の[標準モジュール]を選択、[Module1]をダブルクリックし、コードウィンドウに表示させる。(図クリックで拡大表示)

標準モジュールのModule1を選択

 

 

(3).[Module1]の構成

[Module1]は次の通り「Module1-1・1-2・1-3」と三つに大別され、「Module1-3」の中も三つに分かれています。

Module1-1:Option Explicit

Module1-2:パブリック変数の宣言

Module1-3:[Sub サンプル_ステップ1() ~ End Sub]

・変数の宣言

・処理1:作成条件のチェック

(1).エラー判別項目を初期値[0](エラーなし)をセット

(2)~(6).次の作成条件をチェックし、エラー時はエラー判別項目を[1](エラーあり)とし処理終了
  期間の開始年月、期間の終了年月、期間、会社、集計単位

(7).株価データを集計するシート(グラフの元データ)名、株価チャートのシート(グラフ)名をセット

・処理2:シート[検索結果]への出力

(1).シート[検索結果]の内容をクリアし、1行目に項目名をセット

(2).指定された条件に該当する株価データをシート[検索結果]に出力

 

ここでは、上記「(1).処理フロー図」を基にしたプログラムの構成を記述しました。
「説明1-1 ~ 1-7」で説明したVBAを使い、ステップ1のVBAを次に説明します。

 

 
  このエントリーをはてなブックマークに追加

 

スポンサーリンク